うげげげげ、仕事忙しくなっちゃった。工場に篭りっきりで作業してます。
え?今?
…休憩中です。
休憩中に書いた文章をアップする、もうね、ほんとサイト持ちの鑑。惚れるといいです。
…
…
放置プレイも寂しいものがある(もちろん私が放置される側)ので、とっとと次に進みましょう。
苦くて不味い粉薬が大嫌いなので、風邪引いて病院に行った時など極力錠剤かカプセルを下さいと言っているのですが、やはりどうしても1種類ぐらい粉薬が入ってしまいます。そういう薬って、何か錠剤化できない理由があるのでしょうか?
(フウコさん)
ということで、サルには効かない薬の話も16回目を迎えております。
メインなネタの割にはもの凄くゆっくりと書いているように思えるかもしれませんが、それだけ真面目に答えてるということです。
書いている本人がそう主張するのだから間違いないです。
…と書けば書くほどウソ臭くなるのは、私の人徳です。
そんな話はともかく、今回は「錠剤の方が飲みやすいのに何で錠剤にならないの?」というお話ですね。
うんうん、わかります。確かに粉薬は飲みにくいですよね。
錠剤は飲み薬の中では一番飲みやすく、飲みやすいほうが患者さんにきっちりと飲んでいただけるというのは間違いないです。
できるなら、全部錠剤にしたいのです。
錠剤にできない理由は「薬の性質が錠剤に向かない」ということになりますね。
まずは服用する際のお話をしましょう。こちらは簡単に。
たとえば小さい子供では薬の量を減らしたりします。そういった場合には錠剤は割らないといけないのです(そしてきっちりと割れないのです)。逆に小さい子供に合わせて錠剤を作ると、大人ではたくさん錠剤を飲まなければなります。こういった場合は粉薬や液剤の方が向いています。
これはわかりやすいですよね?
次に作る際のお話をしましょう。こちらは私の専門分野なので、いろいろと難しく書きます。
薬を錠剤にするには、粉を圧縮成形してがっちりと押し固めます。
薬の有効成分だけで固められればいいのですが、たいていは有効成分だけでは固まらないので、デンプンやらセルロースやら何やらを加えて錠剤にしやすくします。
知識をひけらかすために専門用語で書いておくと(←やな感じ)、有効成分の他に結合剤や賦形剤、滑沢剤を混ぜて、それを押し固めることで錠剤にするのです。
たとえるなら蕎麦。
蕎麦を打つにはそば粉だけではもろいので、つなぎに小麦粉を入れるようなものです。
で、押し固めるために加えるデンプンやらセルロースやらの添加剤とその薬の有効成分の相性が悪かったりすると、有効成分が分解したりします。
あと、粉を押し固めて錠剤にするのに1トン以上の力を加えます。運動エネルギーは熱エネルギーに変換されるとかそういった物理の話はしないことにしますが、錠剤にするときには熱・圧力がかかります。
有効成分がそういったものに弱い(=分解しやすい)場合は、やはり、錠剤にすることはできません。
他にもいろいろな条件があるのですが、説明が面倒なので(!)このぐらいにしておきます。
…ということで、いろいろな条件が揃わないと錠剤にはできませんよ。と。
錠剤にするには様々な工夫がされているものも多いんですよ。と。
簡単に固めて錠剤にしているように思えるのかも知れませんけど、苦労してるんですよ。と。
だから、いいものを作ったらきっちり評価してくださいよ。と。
百歩譲って評価はどうでもいいからとりあえず給料上げてくださいよ。と。
あ、いやいや、愚痴じゃないっすよ。一般的な話ですよ。と。
転職しようかなあ…(リクナビNEXTを眺めながら)
このブログはためになるので気の利いたコメントができません。
同意。へぇーとかほーとかしかでてこないのであまりためになる話をしないでください。
ほめられてるのか?(←勘違い)
皆さんもっと気軽にガシガシコメントを書き込むといいと思う。
あ、そうそう、薬の疑問・質問はあいかわらず天国モード突入状態で募集中ですよ。
粉薬の話ためになりました。
粉薬は死んでも嫌だ!といってお医者さんにいってるのに
粉薬しかないんだよぉ~っていってる理由がわかりました。
粉もらっても飲みませんけどね
>かんなさん
まあ、そういうわけですよ。でも、お願いだから粉薬も飲んで。飲んで。