一般的なイメージとして、「薬」=「病気を治すもの」ですよね? でも本当にそうでしょうか?
「製薬会社は患者のことを考えている という嘘」の中で私は
患者の望む順に治療薬が開発されているわけではなく、儲かる(あるいは儲かりそうな)薬から開発されていくのです。
と結論づけました。
あ、本題に入るその前に、少し、「(会社にとって)いい商品」とは? という話をしなければいけませんでした。
いい商品というのは、原価が安くて売価が高い、などというようないろいろな条件もありますが、最も重要なのはズバリ「お客に買ってもらえる商品であること」です。魅力的な商品は多くの人にくり返しくり返し、買ってもらえますよね。
私にとって魅力的な商品の一つは「グ○コ」の「ポ○キー」…まるわかりすぎて、伏字にしている意味が無いような気がしないでもないですけど。おいしいです。ついついコンビニで買ってしまいます。
話を製薬会社に戻しましょう。製薬会社はその名のとおり、「会社」という(慈善団体ではなく)営利団体で、「商品」を売って利益を上げています。
製薬会社にとっては「商品」=「薬」、「お客」=「患者」というのが理解していただけると思います。(「お客」が患者ではなく医者だという話も無いではないですけど、そのお話はまた別の機会にするとしましょう)
さて、「薬」が「病気を治すもの」だとすると、薬を飲めば病気が治り、患者は健康な人となります。健康な人はもはや患者ではなく、薬を飲む必要な無くなります。
逆に、「薬」が「病気を治さないもの」だとすると、薬を飲んでも病気は治らず、病気はどんどん悪い方へと進行していきます。そして病気は重くなり、いずれは死に至り……。こうなると薬は飲んでもらえません。
……ということは、病気が完治しなければ、患者は薬をずっと飲みつづけます。生かさず殺さず。将来にわたってずっと使い続けてもらえる薬。製薬会社にしてみれば「お客」は減ることがなく、「商品」はずっと買いつづけてもらえます。
こういう薬が利益を生み出す魔法の薬なのです。
あなたの飲んでいる薬であなたの病気は本当に治りますか?