年末の休暇に入っている人も多いでしょうが、私も年末モードに突入しております。主に仕事っぷりが。こういう時はブログでも更新するに限ります。(←根っからのダメリーマンです)
ということで今日はこの(↓)ニュースを。
『厚労省:「特定保健用食品」の表示、条件付きで容認--一定レベルで』(毎日新聞)
健康ブームに乗って健康食品マーケットは急激に拡大しています。これをけん引しているのが「厚生労働省のお墨付き」の「特定保健用食品」、いわゆる「トクホ」です。(トクホについては、『#7 薬と健康食品』でさらっと説明していますのでご一読ください)
このトクホに新しいカテゴリー「条件付きトクホ」を作ります!
なぜなら、トクホの基準を満たさないにもかかわらず、紛らわしいあいまいな表示をする食品がたくさん出てきたからです!
というニュースなんですが……
何かヘンじゃないですかね?
まず、たしかに、紛らわしい表示の食品(「×××××」とか「△△△△△△」とか ←クレームきたりして面倒なんで伏字にしています)はありますけど、それはトクホの制度が悪いんではなく、紛らわしい表示をする食品がダメだということは一目瞭然です。
それなら、トクホ以外の食品の表示を制限するだけでいいじゃないの? なんで基準を拡大する必要があるんでしょう?
次に、「効果があります」というんだったら、堂々とトクホを申請してお墨付きをもらえばいいじゃないですか。十分なコストと時間をかけて、基準をクリアできるだけのデータを集めて、効果を証明すればいい。それができないんだったら「普通の食品」として売りなさい。っていう話でしょうが。
「トクホの審査基準が厳しいから」というのは理由でもなんでもない。
基準が厳しいからといって「根拠はあいまいだけど効果はあるっぽい」食品として認めるのっておかしくないか?
効果があるかどうか、安全かどうか、なんていうのは売り手がしっかりと証明するべきことなのに……
アホちゃうか?
……。
あ、失礼、暴言でした。
でも、制度を変えることで、消費者の利益になるとは思えず、かえって問題点を増やすことになりそうなこの「条件付きトクホ」、どうして制度化するんでしょうねえ……。
……。
あ!
どこかで誰かに利益があるんだね!(完全に言いっぱなして終了)