英アストラゼネカ、欧州の「イレッサ」承認申請取り下げ(NIKKEI NET)
先日お伝えした「イレッサ」のニュース(このブログの『期待の新薬だった「イレッサ」効果なし』)の続報です。十分な延命効果が認められなかったということで欧州の当局(EMEA)への承認申請を取り下げた模様。
副作用(による死亡)が社会問題となってしまうなど、すっかり薬としてはケチがついてしまった。この「イレッサ」の現状はがん細胞を標的とした期待の新薬だっただけに(製薬会社サイドの人間としては)非常に残念です。
欧州で申請を取り下げたことで、日本の厚生労働省がいったいどういう対応に出るか非常に興味深い。安全性に問題があり、有効性にも疑問があるこの状況でどう判断するのだろうか。
この「イレッサ」、明らかに腫瘍が小さくなるなどの絶大な効果が一部の患者では見られることからも、薬そのものの作用の仕方から見ても、「効く人には効くが効かない人には全く効かない」タイプの薬なので、これからは、どの患者に効いて、どの患者には効かないかをはっきりと見極める必要性に迫られているということだけは明らかだ。
1/20には医薬食品局安全対策課が「ゲフィニチブ(←イレッサの一般名)検討会」を開催するらしいので、その結果がわかればまた取り上げます。
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